オトギリソウ
オトギリソウの花言葉
「敵意」「うらみ」「迷信」
可憐な小さな黄色の花をつけるオトギリソウ。
だが、名前の由来には悲しい物語がありました。平安時代のお話です。
あるところに鷹使いの名人がいました。
彼は、すばらしい鷹の使い手で、誰にも真似できない特技で評判でした。
鷹の傷をあっという間に治してしまうというのです。
その秘密は、黄色い花が咲く草でした。
その絞り汁を傷口につけると、傷が早くに治ってしまいます。
「いったいどんな薬草なのか」
仲間の鷹使いたちは、名人に何度も尋ねますが、彼は、決して教えません。
仲間たちは、今度は名人の弟に頼みます。
せがまれ続けた弟は根負けし、つい秘密の薬草を教えてしまいました。
これを知った名人は、怒り狂い、弟を斬り殺してしまったのです。
こうして黄色の花をつける草は、「弟切草」と名づけられました。
葉を透かすと見える黒い斑点は、その時の血しぶきだとも言われます。





